志望大学の選び方は?どうやって決めるの?|大学選びに失敗しないためのポイントや基準を解説!

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この記事では、まず1.国公立大学と私立大学の違いをご紹介します。

次に2.文系と理系の違いについてをご紹介します。

そして最後に3.学部・学科の選び方についてお教えします。

少し長い記事になっていますので、目次の気になるところから読んだり、通学時間などを活用して読んでみてください!
今までの経験上、絶対に役に立ちますので・・・。

国公立大学と私立大学の違い

まず、皆さん!
国公立大学と私立大学の違いはご存知でしょうか!?

自分の周りには、明確な違いがわからずに3教科受験でなんとなく楽そうだからといった理由で私立大学を選ぶ友人が多くいました。

しかし、大学選びとは本来自分の将来やりたいことから逆算して選ぶべきです!

そこで、ここでは国公立or私立の決め方をご紹介します!

それぞれの特徴を理解した上で自分に最適の大学が見つかるようにしましょう!

国公立大学とは?

まず、国公立大学とは・・・

国立大学+公立大学

のことを言います。

国立大学と公立大学には大学受験上大きな差はないと言って良いでしょう。
(一応、国立大学が相対的には全国的性格を志向しているのに対して、公立大学は地域とのかかわりを重視しているという点において、国立大学と公立大学のそれぞれの役割は厳密には異なるそうです。)

国公立大学は国や地方公共団体によって作られた大学で、私立大学の反対とも言える存在になります。

平成30年度学校基本調査によると国立大学の数は同年時点で「86」、公立大学は「93」と合計で「179校」となり、学校数が私立大学の3分の1以下しか存在しません。(私立大学は同年時点で「603校」!)

国公立大学には、東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学などの大学が含まれます。

私立大学とは?

私立大学は学校法人や株式会社によって作られた大学で、国公立大学の反対とも言える存在になります。(基本的に国や地方などが作っていない大学が私立大学!)

平成30年度学校基本調査によると私立大学は大学総数の4分の3を占め、学生数は日本の全大学生のうち8割を占めます。

私立大学には、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、中央大学、法政大学、明治大学、立教大学などの大学が含まれます。

国公立大学と私立大学の違い|それぞれの特徴

ここでは国公立大学と私立大学の大きな違いを4つ紹介します!
また、この違いによって何が起こるのかについても丁寧に説明していきます。
詳細は大学・学部・学科などによって大きく異なることもあるので気になる大学は自分で調べてみるようにしましょう!

1.学費
文部科学省の平成30年度の調査による4年間の学費は、
国公立大学で約242万円
私立大学で平均469万円
になります。
(私立大学の中でも文系と理系に大きな差があり、私立文系は約397万円、私立理系は約541万円になります。)

国公立大学と私立大学では学費に倍ほどの差があるため経済的負担を減らしたい方は国公立大学をお勧めします。
※奨学金などによって経済的負担を減らすことはできる可能性があるので気になる方は調べてみましょう!

2.受験科目数
国公立大学の入試の多くは共通テスト(1次試験)の受験が必要で、7割程度の大学で5教科7科目以上の受験が必要となります。

私立大学では、多くの大学で3科目受験をすることが多いです。
ほとんどの大学では国公立大学に比べ試験科目が少ないです。

一教科に同じ労力をかけるとするならば、倍以上の負担がかかる国公立大学の方が私立大学よりも合格難易度が高いと言えるでしょう。

3.研究施設・設備の充実度
国公立大学は、国や県などが費用を出しているため設備が充実している大学が多いです。
私立大学は施設や設備が充実していないというわけではありませんが、こちらも大学や求める設備によってまちまちだと思われます。

4.長期休暇
国公立大学の夏休みは50日ほどのところが多いです。
私立大学の夏休みは平均して40日ほどです。

長期休暇を利用してやりたいことをやったり、新たなことへチャレンジしたい方国公立大学の方がおすすめです。

大学で多くのことを学びたい方は私立大学の方がおすすめかもしれません。

文系と理系の違い

さて皆さん、大学選びのステップで一番大変で、一番大切なことはなんでしょうか?
それは・・・

文理選択です!!!

昔から今まで、高校や大学を前にしてどっちを選べば良いのかわからなくなってしまいなんとなく文系・理系を決めてしまう学生が多く見られます。

最近では文系と理系がミックスされた学部も存在し、より混乱を招いているのかもしれません。

とはいえ、人生が決まると言っても過言ではない文理選択・・・
あなたはなんとなくで決めますか?
それともしっかり考えてから決めますか?

しっかり決める皆さんは以下で文系と理系の特徴を知り、決め方を学んでいきましょう!

文系とは?|文系の特徴

高校と大学における理系・文系の持つ意味合いには違いがあるのでそれぞれ説明していきます。
高校での文系とは主に国語社会を学ぶ学生を指します。(※英語は共通)
一方で、大学での文系とは主に以下のような学部に所属する学生を指します。

文系…法学部、経済学部、文学・人文学部、教育学部、外国語学部、等

理系とは?|理系の特徴

高校での理系とは主に数学理科を学ぶ学生を指します。(※英語は共通)
一方で、大学での理系とは主に以下のような学部に所属する学生を指します。

理系…医学部、薬学部、歯学部、農学部、理学部、工学部、理工学部、等

文系・理系の決め方

前提として、文系・理系を決める時期についてですが、
高校生のうちに決めることとなります。
高校によって入学前に決める高校もありますし、上学年になってから選択する高校もあります。

そして、大学受験では文系の学部は文系の教科を、理系の学部は理系の教科を入学試験に要求されます。

高校での文理選択は、大学の学部の文理選択に直結し、更には大学卒業後の職業にも影響するのです!そのため、文系・理系の決め方としては以下の2つをお勧めします!

1.来の夢ややりたいことから逆算して決める!
まず、将来の夢がある人は、その夢に近づくために必要な職業やその職業に就くために必要な知識が学べる学部・学科を逆算していきましょう!
そうすると自然に文系・理系のどちらに進むべきかも決まってきます。

次に、将来の夢がない人は、この機会に是非自分が将来何がしたいのか、どのように生きたいのかを考えましょう。
自分に何ができて、将来何がしたいかなんて分からないという方も多いと思います。
世の中(社会)の知識や経験のなさや不安からそのように考える方が多いのです。
そういった方は是非
自分の好きなことや興味のあることから考えるようにしてください!
好きなことから考えれば、将来やりたいことがわかってきますし、最終的には文理選択をすることができるようになるでしょう。

2.得意科目から決める!
もう一つの決め方として自分の得意科目から決めるという考え方があります。
理科や数学が得意であれば理系、国語や社会が得意であれば文系といった感じです。
理科は得意だけど数学は苦手、国語は好きだけど社会は嫌いという人もいるかもしれません。
そういう人は自分の一番好きな(得意な)教科が何か?で選ぶことをオススメします。
尖った才能がある人が評価される現代においては、自分の好きなもの=自分の武器になる可能性があるからです。

 理系文系
学問の方向性
(特徴)
・科学や文明の発展
・再現ができるもの
・未来を学ぶ
ものを研究対象とする
・専門性が高い
・幸福の発展
・再現ができないもの
・過去を学ぶ
や人間生活を研究対象とする
・汎用性が高い
得意科目数学・理科国語・社会
文系・理系の決め方 参考資料

現在、理系と文系の垣根はなくなりつつあるというのが日本の大学の実状です。
そもそも、学部を文系・理系に分けている国は日本くらいと言っても過言ではないそうです。

経済学部は文系に分類されますが、数学が必須の学部です。
また、大学によっては、総合人間学部のように、元から”文系と理系をミックスした学部”と位置づけられているものもあります。

他にも、あなたがゲームを作りたいと思った時に、
プログラミングや物理計算といった理系的な要素を学ぶ必要がありますし、
同時にそのゲーム内の街や人間関係といった文系的な要素も学ぶ必要があります。
実際、世の中のシステムエンジニアは理系学部出身の人もいれば、文系学部出身の人もたくさんいます。

これからの文理選択は、自分の将来をしっかりと見据えて、どちらに属するべきかを自分達で丁寧に調べていく必要がありそうです。

学部・学科はどう選べば良いのか?

受験大学を決める上で決めなければならない最後の要素は学部・学科です

点数を上げるステップについてお話ししてきましたので、続いて実際に何をどのように勉強するのが有効的なのかについてお話ししたいと思います。

4つ全てを実践することで確実に点数はアップしていくでしょう。
実践あるのみです!

学部・学科とは(違いは?)

そもそも、
学部とは大学を構成する単位を指し、
学科とは学部の中で専門分野に特化した科目を指します
例えば理学部の中にある物理学科や生物学科のように、同じ理学部でもさまざまな学科が存在します。

大学入試では学部での募集がほとんどで、入学後に学科を決めていくこととなります。

注意点としては、同じ学部名や学科名でも学ぶことが大きく異なることがあることです。
よく聞く話ですので、大学入学後に後悔しないようしっかりと、学部だけでなく入りたい学科まで見越して、学習内容を確認しておくようにしましょう!

学部・学科の決め方(学部・学科の種類)

さまざまなサイトで学部・学科の決め方が書かれていますが、たいせいは大きく2つの決め方があると考えています。

1.自分の将来からの逆算(受けたいか)
1つ目は文系・理系の決め方でも書いた将来の夢ややりたいことから決める方法です。

【再掲】
まず、将来の夢がある人は、その夢に近づくために必要な職業やその職業に就くために必要な知識が学べる学部・学科を逆算していきましょう!
(中略)
次に、将来の夢がない人は、この機会に是非自分が将来何がしたいのか、どのように生きたいのかを考えましょう。
自分に何ができて、将来何がしたいかなんて分からないという方も多いと思います。
世の中(社会)の知識や経験のなさや不安からそのように考える方が多いのです。
そういった方は是非
自分の好きなことや興味のあることから考えるようにしてください!
好きなことから考えれば、将来やりたいことがわかってきますし、最終的には学部・学科を決めることができるようになるでしょう。

2.合格難易度(受かりそうか)
2つ目は、偏差値などを利用した合格難易度から決める方法です。
どれだけ自分がその大学・学部・学科に行きたくても試験に受からなければ意味がありません。
残酷に聞こえるかもしれませんが、他の受験生もいる以上、自分が受かる大学・学部・学科から選ぶ必要性が出てくるのです。

参考:
マナビジョン 国公立大学・学部の偏差値一覧
マナビジョン 私立大学・学部の偏差値一覧
マナビジョン 大学校の偏差値一覧
マナビジョン 短期大学の偏差値一覧

※ここで朗報です!
とても厳しいことを書きましたが、効率的かつ効果的な学習方法を学べば、
実は実際に受かりそうかを考える必要性が出てくるのは受験期直前(1年以内)のこと
です。(具体的には別記事執筆予定)
1年以上時間がある場合はまず間違いなくどの大学のどの学部・学科でも目指せることは、たいせいの今までの自分のそして指導の経験上確実に言えます!
いきなりこんなレベルの大学は無理と言わずに積極的に高い志を持ってチャレンジしましょう!

最後に一番ダメな学部・学科の決め方を紹介します。
それはなんとなくで決めてしまうこと!
皆さんはなんとなくで自分の人生を決めるようなことをしてしまって良いのでしょうか?
大事なのは周囲の話だけでなく、ネットを活用して徹底した情報収集を行うことになります!

まとめ

この記事では、第一志望大学の選び方・決め方のヒントを書いてきました。
ぜひ自分に合った大学・学部・学科を見つけ、積極的にチャレンジしてみてください!!

筆者の当時の大学の決め方で良かったこと・反省点」について別記事で執筆予定ですのでそちらも是非参考にしてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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