【社会】一橋大生が考える日本史のオススメ勉強法|ただの暗記科目にしない

Uncategorized

この記事では、まず1.やってはいけない勉強法をご紹介します。

次に2.日本史の点数を上げる3ステップをご紹介します。

そして最後に3.日本史のオススメ勉強法3選をお教えします。

少し長い記事になっていますので、目次の気になるところから読んだり、通学時間などを活用して読んでみてください!
今までの経験上、絶対に役に立ちますので・・・。

日本史のやってはいけない勉強法

まず、皆さん!
日本史で覚えることが多すぎて、悩んでいないでしょうか!?

日本史の点数が伸びない最も多い理由は、暗記量が多く覚えきれないからというケースが多く見られます。
ここではたいせい自身の2度の大学受験や多くの生徒の指導を通してやっても効果が薄く点数につながらないと考えている日本史の勉強方法とその理由についてご紹介します!

【勉強法シリーズ】は勉強が得意な人・得意でない人さまざまな方の話を聞き、さらに自分の中でもかなり考え込まれたものなので当てはまる方は勉強方法を考え直したほうがいいかも・・・。

1.用語を一問一答形式で覚える

たいせいがやっても効果がない・やらないほうが良いと考える日本史の勉強方法は・・・

用語を一問一答形式で覚える

です。

「日本史は暗記科目」と思って一問一答集をひたすら読み込んだり、用語を答えるような問題集を必死に解いたりなど…

ここは厳しめにはっきり言います・・・

日本史において、用語を一問一答形式で覚えるのは非効率的で、点数は上がりづらいです

これも他の勉強法と同様にかなりの自信があります。

理由については、数学の点数を上げる3(+1)ステップの「<大事!>日本史で点数が取れない原因・理由」を読めばわかると思います。

↑こちらの詳細をご覧いただいた上で皆さんにも考えていただきたいのですが、結論を言うと日本史は基本どの時代を取っても前後の流れがあるのでストーリーで理解した方が覚えやすいということです。

また、日本史は用語を暗記するのが目的ではなく、用語について理解した上で、歴史をカテゴライズし、時代や出来事の背景・理由について理解するのが本来の勉強方法です。
後ほど説明しますが、レベルの高い大学(特に筆記試験で日本史を使う大学)では前者ではなく、後者の力が求められています。

日本史では用語を覚えることを目的に勉強するだけでは記憶するのが難しく、結果的に点数アップにはつながらないのです!

一問一答形式の勉強は不要なのか?

今までの話からすると一見、一問一答形式の勉強は不要そうですが、果たして本当に必要ないのでしょうか?

結論を言うと、日本史の勉強において一問一答形式の勉強は必須に近いです。
「ん?言ってることが違うぞ!」と思われた方もいると思うのでたいせいが何が言いたいのかを説明します!

まず、たいせいは一問一答形式の勉強は用語を覚えているかの確認をするために必要であると考えています。
数学の勉強法でもお伝えしましたが、1回で全てのことを覚えるのは難しいですし、どこまで覚えられているかの確認やそもそも覚えようとしていなかった用語などについては一問一答形式の勉強によってカバーすることができます。

一方で、一問一答形式の勉強は日本史の歴史をカテゴライズし、時代や出来事の背景・理由について理解するという本来受験生に求められている目的を達成するのには向いていません。

そのため、一問一答形式の勉強で日本史の勉強を済ませることはできないですし、かといって一問一答形式の勉強をしないわけにもいかないのです。

大切なこと一問一答形式の勉強だけで日本史の勉強を完結させないことなのです!

日本史の点数を上げる3(+1)ステップ

さて、皆さん、日本史の点数が上がらないのはなぜでしょう?

「とりあえず、覚えることが多すぎて覚えきれないから!」

という声が聞こえてきそうですが、日本史は本来やるべき勉強法さえわかってしまえば、比較的楽に用語を覚えることがでます!

これまでは日本史のやってはいけない勉強法を紹介してきましたが、ここではまず大学受験において日本史で点数が取れない原因を明らかにし、次に点数を上げるための3ステップをご紹介します!

<大事!>日本史で点数が取れない原因・理由

ここでの結論を先に書きます!

日本史で点数が取れない原因・理由は・・・
本来受験に求められている日本史の勉強法をやらないがために用語を覚えきれていないからです!

日本史の本来の勉強法というのは「用語について理解した上で、歴史をカテゴライズし、時代や出来事の背景・理由について理解する」ことを指しています。

日本史はストーリーを自分のなかで改めて作り上げることで比較的楽にそして容易に用語も覚えられるようになるのです。

ただ皆さんが意外と気づいていないかもしれないことは、日本史に限ってことではないですが、1番大事な勉強法についてしっかりと教わったことがないということです!

ですが、皆さんは安心していただきたいです。
なぜなら、これからたいせいが丁寧に勉強法、点数の上げ方まで解説していきますので!笑

では続いて、お待たせいたしました!
本題に入ります。

実際に受験、特に大学受験ではどうすれば日本史の点数が上がるのかを3つ+1つ(応用編)のステップで説明していきたいと思います。

点数を上げるステップ1.得意分野を1つ作る

日本史の点数を上げるための1つ目のステップは「得意分野を1つ作る」です。

得意分野ある状態というのは例えば、「自分は戦国時代に詳しい!」という状態や「自分は時代ごとの”文化”については知識が多い!」などの状態を表します。

得意分野があるメリットとしては、自分がイメージしやすい部分が歴史の中に出来上がりることが挙げられます。

日本史は一連の流れのあるストーリーを追体験するような科目のなので、1つでも得意分野があるとその得意分野は本で言うしおりの役割を果たし、そこを軸に歴史のつながりを効率的に覚えていけるのです。

人によっては「得意分野なんてない!」「得意分野の作り方がわからない」という方もいるでしょう。

そう言った方々のために得意分野ができるきっかけになり得るものを2つ紹介しておきます。

①好きなもの興味があるものを学んでみる。(戦国武将・美術など)
②とりあえず分野を決めて集中して用語や時代の流れについて学んでみる。

かくいうたいせいも最初は全く用語を覚えることができず、点数を取るのになかなか苦労した覚えがあります。汗(たいせいは最初室町時代を集中して勉強することで得意分野にしました!)

今までの話で、日本史の点数を上げるためにはまず、「得意分野を1つ作る」ことが大切であるということがわかりました。

点数を上げるステップ2.得意分野を広げる・増やす

日本史の点数を上げるための2つ目のステップは「得意分野を広げる・増やす」です。

皆さんは、点数を上げるステップ1で得意分野が一つできた状態だと思われます。
では、その後はどうすれば良いのでしょうか?

結論を言ってしまうと、
得意分野を広げたり、増やしていくことで効率的により多くの歴史を学ぶ必要があります。

得意分野から派生して繋がっている歴史を楽に学んだり、得意分野を作ったときのノウハウを活かして歴史の別箇所に得意分野を容易に作ることができるようになるのです。

以上から、日本史の点数を上げるためには、得意分野を1つ作ったあと
得意分野を広げたり増やしたりすることで用語を楽に・簡単に覚えていくことが必要なのです!

応用編:点数を上げるステップ3.歴史を多角度から説明できるようになる

日本史の点数を上げるための3つ目のステップは「歴史を多角度から説明できるようになる」です。
ここは大学受験に筆記試験が出るレベルの大学を志望する方などは特に見るべきパートとなっています。

ここまでで皆さんは得意分野を1つ作り、その得意分野から派生して得意分野を広げたり増やしたりすることができているはずです。

これで日本史の用語や時代の背景などはほぼ完璧に理解できるようになったといえますが、より難易度の高い大学を受ける場合には歴史のさまざまな分野において流れや出来事の理由を説明する力も必要になってきます。

例えば、ある出来事についてその出来事が起こった理由にあたる背景(経済・社会・文化的側面)を説明できなければならなかったり、特定分野の変化・成長の歴史についてそれぞれの時代の特徴を聞かれたりするのです。

こういったスキルは理解だけで得られるものではなく実践的な学習(アウトプット)を通して得られることも多いものになります!

日本史のオススメ勉強法 4選

点数を上げるステップについてお話ししてきましたので、続いて実際に何をどのように勉強するのが有効的なのかについてお話ししたいと思います。

4つ全てを実践することで確実に点数はアップしていくでしょう。
実践あるのみです!

日本史のオススメ勉強法1. 特定の分野の勉強

まず、1番に必要な日本史の勉強は「特定の1つの分野の勉強」です。

これは点数を上げるための1つ目のステップ「得意分野を1つ作る」と2つ目のステップ「得意・分野を広げる・増やす」の実践です。

今までで説明した通り、日本史では分野ごとにわけて、集中してその分野を勉強するのが1番効果的です!
この時点で問題などを解く必要はないので、流れを意識して覚えていくようにしましょう。

具体的には教科書を用いての勉強をオススメします。

教科書の勉強方法は・・・

勉強する分野を教科書を見ながら決める!

②当時の時代をイメージしながら一通り区切りまで読む

③教科書に補足事項について書き込みを行う
(段落ごとに何の話をしているのかまとめるのがおすすめ!経済(お金)・文化(芸術など)・社会(出来事・政治など)・農業などを段落・区切りごとに記入すると頭の中が整理しやすい!)
(出来事や法律などの理由について書くのもかなりおすすめ!物事が起こったり現れたりするのには理由が必ずあり、受験でも”なぜ”を把握することが本来求められているのです!)

です。

これで「特定の分野の勉強」はオッケーです。
ここで大事なことは、ストーリーを意識して時代のイメージを頭の中に作れること・なぜを追究することで他の人に説明できるぐらいになることです!

おすすめの参考書は以下の通りです。(執筆予定)

日本史のオススメ勉強法2. 一問一答形式の勉強

次に必要な日本史の勉強は「一問一答形式の勉強」です。

これは点数を上げるためのすべてのステップの実践です。

学習した知識は、一問一答形式の問題を通して覚えているかの確認をすることが必要です!
最初は知らない用語ばかりで大変に思うかもしれませんが、1つ1つクリアしていくことで知っていることが増えるので負担は減っていきます!頑張りましょう!

具体的には基礎レベルの参考書と一問一答集を用いての勉強をオススメします。

基礎レベルの参考書・一問一答集の勉強方法は・・・

学習の区切りや分野が理解でき次第、同じ部分に当たる参考書を解く。

②必要に応じて振り返って忘れないようにする
 (参考書などは通学時間や食事時間などの隙間時間にやるなど使い分けるのが効果的です)

です!

これで「一問一答形式の勉強」はオッケーです。
ここで大事なのは、知識に穴がないようにすることを意識することです!

おすすめの参考書は以下の通りです。(執筆予定)

日本史のオススメ勉強法3. 各分野の深い勉強

3つ目に必要な勉強は「各分野の深い勉強」です。

これは点数を上げるための2つ目のステップ「得意分野を広げる・増やす」と3つ目のステップ「歴史を多角度から説明できるようになる」の実践です。

用語を覚えたことの確認をしながら、続いてするべきことは各分野の理解度の確認です!
最初は得意でなかった分野も徐々に説明ができるくらいのレベルになるように積極的にチャレンジしていきましょう!

具体的には筆記タイプの問題集を用いての勉強をオススメします。
志望大学に筆記タイプの試験がある場合には、傾向を知るためにもその大学の過去問の利用をしましょう。

筆記タイプの問題集の勉強方法は・・・

①知識をフル活用して問題を解いてみる

②答えを見て自分の回答に足りなかった部分がなぜ必要かを考える。

③分野の区切りや期間を設定して完答できなかった・間違えた問題を解き直す

です。

これで「各分野の深い勉強」はオッケーです。
ここで大事なのは、分野ごとの時代の流れを意識するということです!

おすすめの参考書は以下の通りです。(執筆予定)

まとめ

この記事では、日本史のやってはいけない勉強法・点数を上げるための3ステップ・オススメ勉強法3選を書いてきました。

ぜひ3つの勉強法を実践して点数アップを体験してみてください!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
たいせいのブログではいつでも質問・ご相談を受け付けています。
この記事のことや別記事のこと、受験全般に関することやその他のことまで基本的に何でも受け付けております。
ぜひ気軽にお問い合わせ欄から質問してください!
※なお、質問への返答は遅くなる場合もございます。(基本は1日以内)

タイトルとURLをコピーしました