中学生の頃から、大学受験に向けてできることはあるのでしょうか?
答えはもちろんYESです!
具体的に中学生が大学受験に向けてできることは以下の3ステップになります。
1. 将来の目標を決める!
2. 大学で何を学ぶか決める!
3. 大学受験に向けて勉強を開始する!
この記事では中学生からできる大学受験の準備3ステップについて具体的にご紹介していきたいと思います。
当時この記事の内容を知ることができていたら、人生が大きく飛躍していただろうなと思う渾身の記事となっていますのでぜひ最後まで読んでみてください!
将来の目標を決める!
「中学生が大学受験に向けてできること」の1つ目のステップは将来の目標を決めることです!
大学とは、小中高で学ぶような5科目ではなく、特定の専門領域を学ぶ場所です。そのため、入学以前に目標を決めて、何を大学で学びたいかを事前に決めておくことで、大学生活を有意義に過ごすことができるのです。(実態は、悲しいことに何の目標もなくただ何となく大学に入る方が多いです。そういった方は大学生活を無駄に過ごしてしまいます。やりたいことや目標をたまたま大学で見つけても、そこに至るまでに大きな回り道をしてしまうことになるのです。)
ここからは実際にどんな目標を立てると良いのか、目標の例と目標を決める上での注意点・アドバイスを書いていきます!
目標の例
将来の目標はどんなものにしたら良いのでしょうか?
例としては以下のようなものが挙げられます!
- 医者になる
- 看護師になる
- 弁護士になる
- 会社の社長になる
- 総理大臣になる
- 宇宙飛行士になる
- 音楽家になる
- 起業する
- プログラミングをマスターする
- YOUTUBERになる
- プロゲーマーになる
- ノーベル賞をとる
- 歴史に名を残す
- 世界中を旅行したい
- お金持ちになりたい
- 幸せな家庭を築きたい
- などなど・・・(世界には色々な可能性がある!)
他にも色々な目標や夢があると思います。
どんなことでも仕事にできる現代では基本的にどんな目標や夢を持っても良いと思います!
自分がなりたいものや、やりたいこと、好きなことは何でしょうか?
そこから目標を立てるのが良いでしょう!
目標を決める上での注意点とアドバイス
ここでは目標を決める上での注意点とアドバイスを3つご紹介します!
目標立ては「中学生からできる大学受験の準備」のファーストステップでこれからの土台になるからこそ、よーく考えなければなりません。
気持ちを込め過ぎて以下のアドバイスもかなり長くなってしまいましたが、参考にして良い目標を立てましょう!
1.目標は大きくて全く問題ない!
大きな目標を掲げていると、その目標を達成できないと馬鹿にしてきたり、その人が「達成できそう」と考えている目標に変えるように言われることもあると思います。しかし、今の世の中は情報化社会の促進によって、『求めよさらば与えられん』(求めれば、求めたことが自分にやってくること)の世の中になりました。本気で目指していて、論理的に考えられればほとんどの夢・目標は達成できます。
詳しくは別記事で執筆予定ですが、大学受験で言うと1年間本気で勉強し、正しい勉強をすれば基本的に日本国内の大学はどこでも受かることが可能です。自分が本気で目指したいと思える目標・夢はぜひ目指し続けてください!
2.目標や夢は仕事でなくても良い!
目標や夢は仕事でなくても良いと思います。現代は人生の先輩方のおかげで自分のやりたいことを目標・夢にして生きていくことが可能になりました。もちろんその目標を達成する上で仕事をする人がほとんどだとは思います。ただ、ここで目標や夢を考える場合は自分が人生を通じてしたいことなどを考えると良いでしょう!
筆者が家庭教師をしている受験生は、beatbox(口から色々な楽器の音などを出す)が好きで、将来もbeatboxを極めていきたいそうです。そんな彼は音響を学ぶために大学受験をやめ、専門学校に行くことを決めました。今は専門学校に通う準備をしながら、YoutubeやTicTocなどのSNSでbeatboxの動画を投稿しています。(高校生でもう収益化しているそうです!)
3.大学に行く・受かることを目標にしないように!
大学に行くことを目標にしないように気をつけましょう!大学に行くことが目標になってしまい、大学入学後目標を見失って堕落してしまった方はかなり多くみています(筆者の母校の一橋大学でも実はこういった人はかなりいます!)。大学はもっと将来の目標を達成するための通過点に過ぎないことを意識しておきましょう!
ただ、どうしても目標が見当たらないという方(いないことを願いますが)は大学で目標を見つけるということで大学合格をとりあえずの目標にしても良いでしょう。ただ、その場合は、将来やりたいことを見つけた時のためにできるだけレベルの高い大学に入ることをお勧めします。大学のブランドが今でも強いことは事実です。この場合、中学生へのおすすめ大学は東京大学、京都大学になります。
大学で何を学ぶか決める!
「中学生が大学受験に向けてできること」の2つ目のステップは大学で何を学ぶか決めることです!
ここではまず、1. 大学がどんな場所か、を説明します!
次に、2. 大学受験がどういったものか、学校のテストとの違いを交えて説明します。
そして最後に、3. 大学で何を学ぶべきか、文系と理系の説明を交えながら解説したいと思います。
自分の目標や夢を成し遂げるために最適な大学を選びましょう!
大学とは 〜大学ってどんな場所?〜
そもそも大学とはどういった場所なのかイメージはついているでしょうか?
結論を言うと、大学は自由度が高く、専門性の高い分野・知識を学ぶ学校です。
テストや授業があり部活があるところなどはあまり変わらないかもしれません。
その一方で、授業は基本選択が可能であったり、生活の幅が広がったりする点では小中高と違って自由度が高まります。
また、学ぶことも経済学や法学、医学や物理学など小中高で学ぶ5科目よりも専門性が増します!
まとめると、大学は高校の次に行くことのできる学校の一種と覚えておくと良いでしょう!
(大学についての詳細は別記事を執筆予定。)
大学受験とは 〜学校のテストと何が違うの?〜
では、大学について分かったところで、本題でもある大学受験とは一体何なのでしょうか?
大学受験とは、大学に入学するためにテスト(入試)を受けることを表します。
さまざまな受験方法が存在しますが、現在主流なのは高校までに学ぶ5科目のうちいくつかの科目を選択してテストを行う「一般受験」と呼ばれるものになります。
実際に行うテストの詳細について早速気になる意識の高い方は、以下の記事を読んでいただければ詳細に説明しています!↓
「大学入学共通テストとは? 〜一次試験・センター試験との違いは?〜」
さて、そんな大学受験ですが、学校のテストとは大きな違いがあるのでここで確認しておくようにしましょう!
特に知っておくべき違いは以下の3つです。
1. 問題に何が出るか事前にわからない(完全ランダム)
問題の出題範囲は基本教科書で学べる範囲と指定されています。ただし、その中からどの分野が出るかは全く分かりません。そのため全範囲に関して完璧な知識が求められるのです。(実際は全てを完璧に覚えている人はいないが、日本最高峰レベルになると教科書の内容はほぼ理解しているし覚えている)
2. 問題はほぼ「はじめまして」(特に国語や英語)
大学の入試ではほぼ100%今まで出会ったことのない問題と対面します。特に国語や英語の読解では、今まで読んだことのない文章が出ます。「今まで読んだことのある文章を理解しているか?」が学校のテストでは問われますが、大学の入試では「今までに読んだことのないもの(見たことのない問題)でも論理的に考えることで解けるか?」が問われるのです。そのため、対策方法もかなり変わる点に注意しましょう!
3. 難易度は基本高い
上の2つも相まってですが、大学受験でのテストは難易度が軒並み高いです。難易度を高くしている理由としては、大学も人を選んでいるからです。このくらいのレベル以上の人に来て欲しいという大学の希望があって、誰でも入れるようにしないためのテストを作っているのです。
具体的にどういった意味でレベルが高いのかと言うと、例えば、教科書に載っている例題のような問題は大学入試では出ません。それもそのはず、教科書レベルの問題だけではみんなその大学に受かってしまいます。大学は受験生をふるいにかけるため、基本問題集以上のレベルの問題を出してくるのです。
ここまで散々脅してきましたが、皆さんには安心していただきたいです!
というのも理由は3つあります。
1つ目は、これまでの勉強の延長線上の問題しか出ないということ!実際に、英語などは中学校の知識だけで解けるものも多く存在するくらいです!これから学ぶことについても初めてなので難しく感じますが、慣れれば大したことありません。最初はゆっくりでもよいので着実に知識をつけてゆくのが大切です!
2つ目は、受験はみんな経験していることだということです。皆さんの先輩も親もおじいちゃんおばあちゃんも同じ道を通ってきているのです。皆さんにできて、あなただけができないなんてことあり得ません!
3つ目は、このサイトを見つけたことです!皆さんが目標や夢を見つけ、大学受験で成功できるよう、このサイトは情報を発信しています。ぜひ他の記事も読んで自分の目標・夢を達成しましょう!
大学で何を学ぶべきか? 〜文系か理系か?〜
大学を受験する際には、「学部」という学びの分野を決める必要があります。
学部は大きく2つに分かれていて「文系」と「理系」に分けられます。
分かりやすく言うと、文系は主に国語・社会に関係することを学べ、理系は主に数学・理科に関係することを学べます。
大学受験ではそれぞれ文系では国語・社会ができることが大切となり、理系では数学や理科ができることが大切となります。
ここでは主要な学部を取り上げ、1. その学部が文系・理系どちらに所属するか、2. 何が学べるのか、3. 大事になってくる科目を表でまとめます。
学部を選ぶところまで行くと目標がかなり具体的になり、モチベーションも上がります。
自分の目標や夢を達成するのに1番良い学部を探し出しましょう!
学部 | 文系・理系 | 何を学べるか? | 主要科目 |
文学部 | 文系 | 思想・歴史・言語・小説 | 国語 |
経営・商学部 | 文系 | 経営・ビジネス | 数学 |
工学部 | 理系 | 技術・テクノロジー | 数学・理科 |
薬学部 | 理系 | 医薬品 | 理科 |
教育学部 | 文系 | 教えるための知識 | 国語・英語・数学 |
法学部 | 文系 | 法律 | 社会 |
情報学部 | 理系 | コンピュータ・メディア・プログラミング | 数学 |
歯学部 | 理系 | 歯学医療 | 理科 |
理学部 | 理系 | 数学・物理・化学・生物 | 数学・理科 |
医学部 | 理系 | 医療 | 理科 |
経済学部 | 文系 | お金の流れ | 数学 |
看護学部 | 理系 | 人のケア | 理科 |
社会学部 | 文系 | 歴史・文化・マスコミ | 社会 |
外国語学部 | 文系 | 外国の言葉・文化・歴史 | 英語 |
観光学部 | 文系 | 観光・レジャー・ホテル | 国語 |
農学部 | 理系 | 農作物 | 理科 |
注:学部は一部を紹介していて、世の中にはもっと多くの学部が存在します。
注:主要科目は大学・学部によって異なり、より専門的な分野(理科の中の物理など)が大切であることもあります。
大学受験に向けて勉強を開始する!
「中学生が大学受験に向けてできること」の3つ目のステップは大学受験に向けて勉強を開始することです!
目標・夢を見つけ、目指す大学の学部を決めたら、次にできることは早速大学受験に向けて勉強を始めることになります!
大学受験の勉強はいつ始めても良いのです。制限なんてありません!
むしろ早めに始めた方が合格率は上がりますし、上位の大学を目指せます。そして何と言ってもテスト勉強も兼ねることになるので後々楽になるということが言えます!
具体的には参考書や教科書を集めて勉強し始めるのが良いでしょう。希望の大学・学部で必要になる科目だけを勉強するのでいいと思います。
基礎→標準→応用とステップアップしていきましょう!
まとめ
この記事を読まれた方はかなりラッキーだと思います。
なぜならばこの記事に書いてある3ステップを中学生の時から実践すれば、大学受験に成功する可能性が大きく上がるだけでなく、将来成功する可能性も上がるからです!
大学受験に向けての対策は中学生からもできるので、親御さんもぜひお子さんとこの3ステップを実施してみてください!
そしてこのサイトでは、大学受験で成功するためのアドバイスを多く記事にしています!
ぜひ別記事も参考にしてみてください!
中学生へのおすすめ記事 → 中学生におすすめの大学受験用テキスト(執筆予定)
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