高校1年生から大学受験に向けて対策する必要はあるのでしょうか?
答えはもちろんYESです!
この記事では、大学受験をする上で、高校1年生の時に重要になる以下の8つのテーマについてそれぞれ説明します!
1. 大学
2. 大学受験
3. 科目
4. 勉強時間
5. 部活
6. 塾
7. 夏休み
8. 模試
それぞれ、高校1年生のうちに理解し、実践することで圧倒的な差をつけることができることがわかっているのでこの記事を読まない理由がありません。
各項目を読み、早速実践に移してしましょう!
大学ってどんな場所?
大学とは?
そもそも大学とはどういった場所なのかイメージはついているでしょうか?
結論を言うと、大学は自由度が高く、専門性の高い分野・知識を学ぶ学校です。
テストや授業があり部活があるところなどはあまり変わらないかもしれません。
その一方で、授業は基本選択が可能であったり、生活の幅が広がったりする点では小中高と違って自由度が高まります。
また、学ぶことも経済学や法学、医学や物理学など小中高で学ぶ5教科よりも専門性が増します!
まとめると、大学は高校の次に行くことのできる学校の一種と覚えておくと良いでしょう!
(大学についての詳細は別記事を執筆予定。)
気になる大学のオープンキャンパスに行こう!
大学を知る上で、高校1年生におすすめなのは大学のオープンキャンパスに行くことです。
オープンキャンパスとは、大学などが高校生等に向けて学校を知ってもらうために大学を開放するイベントです。毎年7月〜11月ごろに開催されるのが通例となっています。
高校生1年生はオープンキャンパスに参加することで、大学がどんな場所で何が学べるのか、そして、雰囲気なども感じ取ることができるでしょう!
気になっている大学のオープンキャンパスには積極的に参加することをお勧めしますが、なかなか行きづらいという方は学校でできた友人を誘っていくのが良いかもしれません。
昨今はコロナなどの社会情勢に伴って、オンラインオープンキャンパスも増加しています。
自分の気になる大学にわざわざ行かなくても良いですし、何より知りたいことを体系的にまとめてくれているので、大学について知りたいという気持ちが強い方にはよりおすすめです!
大学受験って何?
大学受験とは?
大学受験とは、大学に入学するためにテスト(入試)を受けることを表します。
さまざまな受験方法が存在しますが、現在主流なのは高校までに学ぶ主要5教科のうちいくつかの教科・科目を選択してテストを行う「一般受験」と呼ばれるものになります。
実際に行うテストの詳細について早速気になる意識の高い方は、以下の記事を読んでいただければ詳細に説明しています!↓
「大学入学共通テストとは? 〜一次試験・センター試験との違いは?〜」
受験対策前に将来の夢や目標を絶対に持とう!
大学は、小中高で学ぶような5教科ではなく、特定の専門領域を学ぶ場所になります。
そのため、入学以前に目標を決めて、何を大学で学びたいかを事前に決めておくことで、大学生活を有意義に過ごすことができるのです。
現状の実態としては、悲しいことに何の目標もなくただ何となく大学に入る方が多いです。
そういった方は大学生活を無駄に過ごしてしまいます。
やりたいことや目標をたまたま大学で見つけても、そこに至るまでに大きな回り道をしてしまうことになるのです。
自分が目指すべき目標・夢、その決め方など詳細については現在以下の記事にて解説しています!↓
「中学1・2・3年生の君へ 〜大学受験に向けて今からできること!〜」
どの科目を勉強すればいいの?
大学受験に向けて勉強すべき科目
大学受験で必要になる可能性のある科目はなんと6教科30科目!
この中から最大で9科目のテストを受けることとなります。
受験すべき教科・科目は、大学・学部によって大きく変わるため、事前に志望大学・学部で必要になりそうな科目を調べる必要があります。
表から、国語や数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bや英語などの主要科目は勉強する可能性が高そうなことがわかります。
詳細は以下の表の通りです。
教科 | 科目 | 受験者数 |
---|---|---|
国語 | 国語 | 457,305 |
地理歴史 | 世界史A 世界史B 日本史A 日本史B 地理A 地理B | 1,544 85,960 2,363 143,363 1,952 138,615 |
公民 | 現代社会 倫理 政治・経済 倫理、政治経済 | 68,983 19,955 45,324 42,948 |
数学 | 数学Ⅰ 数学Ⅰ・A 数学Ⅱ 数学Ⅱ・B 簿記・会計 情報関係基礎 | 5,750 356,493 5,198 319,697 1,298 344 |
理科 | 物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎 物理 化学 生物 地学 | 19,094 103,074 127,924 44,320 146,041 182,359 57,878 1,356 |
外国語 | 英語(リーディング) ドイツ語 フランス語 中国語 韓国語 | 476,174 109 88 625 109 |
文系 or 理系 を考えよう!
大学を受験する際には、「学部」という学びの分野を決める必要があります。学部は大きく2つに分かれていて「文系」と「理系」に分けられます。
分かりやすく言うと、文系は主に国語・社会に関係することを学べ、理系は主に数学・理科に関係することを学べます。
そのため、大学受験ではそれぞれ文系では国語・社会系の科目が必修となることが多く、理系では数学や理科系の科目が必修となることが多いです。
大学や学部によって受験時に必要になる科目は大きく異なるので、事前に確認しておくことで効率よく学習することができます!しかし、高校1年生の間に将来の目標から志望大学・学部まで決めることは難しいかもしれません。
その場合は、なんとなくでも文系か理系のどっちに行きたいかだけ決めておき、必要となりそうな科目に重点を置き勉強していくと良いでしょう。
高校1年生はどれくらい勉強時間を取ればいいの?
高校1年生は大学受験に向けてどれほど勉強するべきでしょうか?
ここでは多くの受験生やサイトの情報、自分自身の経験をまとめます。
先に結論だけまとめると、「高校1年生の間は1時間でも良いので毎日勉強する習慣をつけたほうが良い」ということです!
それでは具体的に平日と休日、それぞれの勉強時間の目安を見ていきましょう!
平日の勉強時間の目安
高校1年生の平日の勉強時間の目安は1〜3時間になります。
この記事での勉強時間は、学校の宿題や予習・復習、塾の課題などを除いた、大学受験に向けての自習時間の目安になります。
平日は平均1.5時間、最低1時間以上を目安にすると良いでしょう!
休日の勉強時間の目安
高校1年生の休日の勉強時間の目安は1〜4時間になります。
休日は平均2時間、最低1時間以上を目安にすると良いでしょう!
ちなみに、進学校などで一流大学を狙うには、「学年+1~2時間程度が平均的な勉強時間」といわれているそうです・
ここでは平日と休日の勉強時間の目安を紹介しましたが、大学受験を成功させる上では多く勉強するに越したことはありません。自分の学校生活との兼ね合いを見ながら最低限の勉強時間だけは確保するようにすると良いでしょう。
部活と勉強は両立できる?
結論から言うと、優先順位やバランスを論理的に考えることで、部活動と勉強を両立することは可能です!
「部活動で疲れて勉強できないかも知れない・・・。」「十分な睡眠時間が取れないのでは?」と考えることもあると思います。
しかし実際には、部活動をうまく活用することで、勉強のモチベーション維持やメリハリのある生活も送ることができます。
詳細や休憩のうまい取り方などについては、以下の記事にまとめているので、ぜひ読んでいただければと思います!!↓
「大学受験勉強と部活動は両立できるの? 〜よくある7つの質問に回答!〜」
高校1年生で塾に通うべき?
結論は、高校1年生からでも塾に通うべきだと思います!
というのも、大学受験で成功するために大切なことの1つとして、勉強習慣をつけることが挙げられます。予備校や家庭教師など、塾に準ずる形で勉強すれば必然と勉強する時間が作られるので習慣づけとして非常におすすめです。
一方で、勉強習慣がついている方は塾に通わなくて良いかもしれません。
通う時間やコミュニケーション量が減ることで、より効率的に学習できるからです!
ただし、その場合はわからないところを常に聞ける「サポーター」を探す必要があることに注意してください。
ちなみにですが、塾のメリットやオススメの塾などの詳細については、別記事で執筆予定です・・・。
夏休みの過ごし方は?
高校に入って、最初の長期休暇が夏休みになります!
夏祭り・花火大会・部活動・海・プール・キャンプ・旅行・宿題・甲子園・音楽フェス などなど・・・。
夏休みは楽しく過ごせるイベントがたくさんありますが、皆さんは勉強も忘れずにやるようにしましょう!
ここでは、高校1年生の夏休みの1日の予定の例を紹介します。
個人的には「勉強だけをする必要はない!」と思いますが、皆さんが最も今も将来も満足できる過ごし方を考え、実行してみるのが1番大切だと考えています。
1日のスケジュール例
- 9:00起床
- 9:30朝食
- 10:00支度
- 10:30宿題
- 12:00昼食
- 13:00受験勉強
- 16:00夏祭り
- 22:00帰宅
- 24:00就寝
模試は受けるべき?
模試とは?
模試とは、模擬試験の略で一般的には「入学試験や資格試験の事前に受験者の能力を測定するなどの目的で行われる試験」のことを指します。
高校生の話に出てくる「模試」は、大学受験に向けて今の自分の実力を測る目的で行われるテストのようなものです。
時間制限の中で、受験を選択した科目のテストを受けます。
模試を受けることによって、「偏差値をもとにした全国での自分のレベル」や「現状の志望校への合格可能性」、「科目・分野の得意苦手」を知ることができます。
模試は大手予備校などが実施していることが多く、受験生の母数が多いため、データの信憑性が高いことが特徴となります。
模試の偏差値については下記の記事で詳細を説明しているので、模試を受けた後などにぜひ読んでみてください!↓
「模試でよくみる偏差値って結局何?」
模試の判定の信憑性については下記の記事で説明しています。
高校1年生が判定をどう捉えるべきかなど、早めに知っておいたほうが良いこともここで確認しておきましょう!↓
「模試の判定って実際あてになるの? 〜合格判定の信頼度〜」
高校1年生から模試を受けたほうが良いか?
模試はできる限り早くから受けるほうが良いです。
なぜなら、自分の実力や苦手を早くから理解し、早めに対策を打つことができるからです。
また、入試の雰囲気を早くから知れることで心理的にも一歩先のステップへ進めることは間違いないです。
個人的には、自分の実力を知れることが今後のモチベーションにもつながると考えるので、子供には早期からの受験を促します。
まとめ
この記事では「大学受験に向けて高校1年生の時に重要になる8つのテーマ」について書いてきました。
それぞれのテーマで知らないことは早めに理解しておき、全国のライバルたちを圧倒するスタートダッシュを切ってしまいしょう!